Webマーケティングで有名なウェブ解析士
Webマーケティングに関する資格には、アクセス解析や統計に関する資格があります。アクセス解析系の資格はいくつかあり、その中でもっとも有名なのが「ウェブ解析士」です。
一般社団法人ウェブ解析士協会（WACA）が認定し、WACAウェブ解析士認定講座はこれまでに7千人以上が受講している実績があります。
Webマーケティングに必要なスキルはアクセス解析だけでなく、観測に必要なKPI設定、事業に沿った現状分析や目標達成のための計画立案、プロジェクトファシリテーションなど求められる能力は多岐にわたります。
ウェブ解析士は実務で活躍できる人材の育成のために、これらを学べるようになっています。
Webマーケティング業界では知られている資格なので、取得しておくと仕事をする上でプラスになると思います。
「ウェブ解析士」には初級、上級、マスターの3つの種別があります。
初級ウェブ解析士認定講座では、Webマーケティング、ウェブ解析に必要な用語、ウェブ解析から得る情報の認識・分析・計算方法・利用方法、ウェブ解析による課題の発見方法と改善方法など基礎知識習得を目的とします。
営業・制作・開発・社内ウェブマスター業務などの改善・効率化に役立ちます。
上級ウェブ解析士認定講座では、Webマーケティング、ウェブ解析の中でKPIの設定とWebマーケティングの事業目的に対する適切な計画立案、時系列分析のセオリーやウェブ解析の基準値、業務設計など業務効率化による事業収益化の促進、ウェブ解析の分析結果から課題抽出と改善や事業成果に繋がる提案の仕方など応用知識習得を目的とします。
KPIはKey Performance Indicatorsの略で、重要業績評価指標のことです。
目標達成の度合いを定義する際の参考となる計量基準を指します。
正しいデータの読み取り方を基に、クライアントを始め、社内経営陣クラスへの説明や説得、事業成果に繋げるコンサルティングなど提案スキル向上を目指します。
ウェブ解析士マスター認定講座では、Webマーケティング、ウェブ解析に関する教育研修のためのスキルと知識の習得を目的とします。
自らが講師として独自に初級・上級ウェブ解析士認定講座開設や、講座集客のためのセミナー解説、初級ウェブ解析士や上級ウェブ解析士の指導を行い、大学や専門学校、職業訓練校などの教育機関、企業に出張して社内研修を行うなど、認定講座の講義と指導を行うことができる資格です。