初心者向けwebデザイナーの仕事とは？
一言でwebデザイナーと言っても仕事内容はさまざまで、初心者にすべてを挙げてしまうと分かりづらくなると思いますので、代表的な仕事を紹介します。
○webページのデザイン
基本的な仕事はwebページを機能的に美しくデザインすることで、初心者も含めて世間一般の人が最もイメージしやすい仕事です。
一般的にIllustrator（イラストレーター）やPhotoshop（フォトショップ）、Fireworks（ファイヤーワークス）などのグラフィックソフトを使用し、用途に応じて使い分け、webページをデザインします。
カラーを設定したり、ロゴ、アイコン、キャラクターを作成したり、写真画像を加工したり、それらを体裁よくレイアウトしたりといった作業です。
○webページのコーディング
IllustratorやPhotoshop、Fireworksでデザインを終了した段階ではweb用にアップできないので、画像データをwebページとして見られるようにコードを書き出す作業が必要です。
コーディングと総称される作業で多くはHTML（エイチティーエムエル）とCSS（シーエスエス）を使用して行います。
初心者にも分かるようにそれぞれの内容を説明します。
HTMLはwebページを作成するときに用いる専用言語のことで、決められた文法に沿って記述していくことでweb用に適したページを作成できます。
HTMLはwebページを作成するベースとなる言語ですが、CSSはwebページのデザインやレイアウトを細かく設定するための仕様のことです。
CSSを使用するとデザインをより柔軟に表現したり、HTMLのコーディングを簡潔にしたり、webページのメンテナンスの機能性を高めたりできますので、webデザイナーにはHTMLとCSSの知識は欠かせません。
その他にも次のような仕事があります。
○スクリプトの作成
スクリプトとは簡易的なプログラムのことで、webサーバ側とブラウザ側で動作する二種類のスクリプトがあり、webサーバ側は主にエンジニア担当ですが、ブラウザ側はwebデザイナーが関わる可能性があります。
アラート（警告のウィンドウ）表示やフォームの入力内容チェック、ウィンドウの作成などが可能です。
○フラッシュの作成
Flash（フラッシュ）ソフトを使用して作られるコンテンツのことで、アニメーションや動画、音声を流すことができます。
グラフィック加工と動作を制御するスクリプトを書くスキルが必要です。